大阪府、西成の野宿者22人に立ち退き求め提訴
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大阪府、西成の野宿者22人に立ち退き求め提訴
大阪市西成区のあいりん地区にあり、昨年4月に閉鎖された複合施設「あいりん総合センター」の敷地などで野宿するホームレスら22人に対し、大阪府が立ち退きを求めて大阪地裁に提訴したことが22日、分かった。敷地は公有地に当たると主張している。支援団体の担当者は「他に安全な居場所がなく、裁判の仕組みが分かっていない人もいる。弁護士と相談し、対応を考える」と話している。 訴状によると、ホームレスらはブルーシートや布団を公有地に持ち込み、不法占有しているなどとしている。提訴は4月22日付。 支援団体によると、郵送先となる住所を持たないホームレスらに対しては、裁判所の職員が訴状を直接手渡した。府は「係争中の案件で、詳細はコメントできない」としている。府議会で3月、提訴を求める議案が可決されていた。 あいりん地区は、日本最大級の日雇い労働者の街として知られる。あいりん総合センターは労働者やホームレスらが風雨をしのぐ場所になっていたが、耐震性を理由に閉鎖された。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 大阪府、西成の野宿者22人に立ち退き求め提訴