警視庁が歌舞伎町立ち入り調査 都と連携、感染対策も周知

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
警視庁が歌舞伎町立ち入り調査 都と連携、感染対策も周知
東京・新宿の歌舞伎町で、風営法に基づく立ち入り調査に向かう警視庁の捜査関係者と新型コロナウイルスの感染予防策の実施状況の確認に向かう都職員ら=24日夜【拡大】

 新型コロナウイルスの感染が相次いでいる東京・新宿の歌舞伎町と池袋の繁華街で、警視庁は24日夜、風営法に基づき店舗に立ち入り調査をした。都職員も同行し、感染拡大防止のガイドラインを順守しているかどうかなど予防策の実施状況を確認した。 風営法に基づく立ち入り調査時の感染症対策は、菅義偉官房長官が今月、警察の立ち入りを積極的に進める意向を表明。小池百合子知事も警視庁を訪れ、協力を要請した。 立ち入り調査はホストクラブなどを対象とし、従業員名簿が備え付けられているかどうかや、時間外営業をしていないかなどをチェック。その後、店側の同意を得て、都職員が予防策の点検や周知を行った。 風営法は本来、営業時間や区域を規制する法律で、衛生面は対象外。感染症対策の規定はなく、警察関係者からも「越権行為と捉えられないか」と不安視する声がある。 警察の立ち入り調査に合わせた感染対策のチェックについて、歌舞伎町では現在の感染状況から容認する声も聞かれたが、あるホストクラブ関係者は「やりすぎではないか。やるならホストクラブ以外の店や歌舞伎町以外のエリアでもやってほしい」と漏らした。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 警視庁が歌舞伎町立ち入り調査 都と連携、感染対策も周知