【朝ドラのころ】1992年「ひらり」石田ひかり(4)クランクアップ…くす玉割れて泣き崩れた

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【朝ドラのころ】1992年「ひらり」石田ひかり(4)クランクアップ…くす玉割れて泣き崩れた
クランクアップのくす玉を割る石田(中央)=1993年1月【拡大】

 クランクアップは覚えています。くす玉が割れたときに「あ~終わった」と泣き崩れました。CMの撮影でバハマに行った後はなかなか体調が戻らなくて、体力的にきつかったんですよね。 「ひらり」はただただ楽しかったです。みんな仲が良かったですし、雰囲気がとっても良かった。私の人生にこの作品があることは、本当に大きいです。 朝ドラにはそれから16年後の「だんだん」(2008年後期、三倉茉奈・三倉佳奈主演)に双子のヒロインの生みの親役で出演しました。出番としては少ないですが、撮影は大阪放送局でしたので、火曜日から金曜日は大阪にいました。大変でしたが、それはそれで私の娘たちが幼稚園だったので、いい気分転換になりましたね。 今度は36歳と若くなかったので、せりふを覚えるのにとても苦労しましたよ。京都弁でしたし、京舞も練習しなきゃいけなかったので。でも、その頃の私には自分の時間なんてゼロ。火曜日の朝に娘2人を幼稚園に送ってすぐ新幹線に乗って、2時間半でせりふをガーっと入れて。冷や汗をかきながらリハーサルをして、ホテルに戻ってまた必死に覚えて。「ひらり」の頃とは違う忙しさと苦労がありましたね。金曜日の最終の新幹線で東京に帰って、そこからまた火曜日の朝までは母親業でしたから。家では1回も台本を開くことができなかったです。 朝の15分ってやっぱり朝ドラを見ちゃいますよね。私も習慣になっていて好きですし、主婦やある程度年齢を重ねた方がごらんになっていると思うんです。家事がひと段落して、ホッと一息つける15分というのは今も昔も変わらないと思います。1日の中のいいリズムになるのが朝ドラの魅力ですよね。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【朝ドラのころ】1992年「ひらり」石田ひかり(4)クランクアップ…くす玉割れて泣き崩れた