常磐道あおり運転初公判 宮崎被告、起訴内容認める

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常磐道あおり運転初公判 宮崎被告、起訴内容認める
 茨城県守谷市の常磐自動車道で昨年8月に起きたあおり運転殴打など三つの事件で、強要と傷害の罪に問われた会社役員宮崎文夫被告(44)は27日、水戸地裁(結城剛行裁判長)の初公判で「間違いありません」と述べ、全ての起訴内容を認めた。 起訴状などによると、宮崎被告は昨年8月10日、スポーツタイプ多目的車(SUV)で、常磐道で20代男性の車に対して幅寄せや割り込みを繰り返して停車させた上、男性の顔を殴って軽傷を負わせたとしている。同7月23日には、浜松市の東名高速道路と愛知県岡崎市の新東名高速道路で、乗用車とトラックをそれぞれあおって急減速させたとされる。 争点は量刑となる。3事件はいずれも、法律上の明確な定義がなかったあおり運転を「妨害運転」と規定し厳罰化した改正道交法施行前で、検察側は悪質性を鑑み、最高刑が懲役3年の強要罪を適用。地裁がどう判断するかが注目される。 常磐道の事件では、宮崎被告のあおり運転の様子が写ったドライブレコーダーの映像が世間に衝撃を与えた。被告は浜松市の新東名や静岡市清水区の国道でもあおり運転したとして静岡県警に立件されたが、静岡地検はいずれも不起訴処分としている。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 常磐道あおり運転初公判 宮崎被告、起訴内容認める