三菱自動車、3600億円赤字に「経験したことがないほどの厳しさ」

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
三菱自動車、3600億円赤字に「経験したことがないほどの厳しさ」
 三菱自動車は27日、2021年3月期の連結純損益が3600億円の赤字になる見通しだと発表した。新型コロナウイルス感染拡大による販売低迷が要因で、赤字額は前期の257億円から大幅に拡大し、リコール隠し問題で4747億円の巨額赤字となった05年3月期以来の水準となる。経営再建に向け、子会社パジェロ製造(岐阜県坂祝町)の工場での生産を21年度上期に停止し、閉鎖することも正式発表した。 20年4~6月期連結決算は、構造改革費用などとして1200億円の特別損失を計上し、純損益が前年同期93億円の黒字から1761億円の赤字に転落した。4~6月期の赤字は4年ぶり。売上高は57・2%減の2295億円だった。 三菱自の加藤隆雄最高経営責任者(CEO)は電話会見で、新型コロナを受けた経営環境について「経験したことがないほどの厳しさが続いている」と語った。 パジェロ製造の工場閉鎖に伴い、輸出向けに生産しているスポーツタイプ多目的車(SUV)「パジェロ」の生産も終了する。他車種の生産は岡崎製作所(愛知県岡崎市)に移管する。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 三菱自動車、3600億円赤字に「経験したことがないほどの厳しさ」