マレーシア元首相、ナジブ被告に有罪 1MDB巨額資金流用事件

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マレーシア元首相、ナジブ被告に有罪 1MDB巨額資金流用事件
 マレーシアの政府系ファンド「1MDB」を巡る巨額資金流用事件で、首都クアラルンプールの高裁は28日、背任や職権乱用などの罪で元首相のナジブ被告(67)に有罪判決を言い渡した。一連の事件で同被告への判決が出されたのは初めて。 弁護側は、1MDBの元子会社からナジブ被告の口座に4200万リンギット(約10億円)が振り込まれたことについて、主犯格とされる実業家らによる「詐欺に利用された被害者」だとして無罪を主張していた。 ナジブ被告は1MDB関連の資金洗浄罪など計42件の罪で起訴され、昨年4月から一部の審理が始まった。1MDBからは総額45億ドル(約4700億円)以上の資金が不正流用され、米国の高級不動産購入や、義理の息子によるハリウッド映画製作費などに充てられたとされる。 28日はこのうち、ナジブ被告が1MDBの元子会社「SRCインターナショナル」から不正に資金を受け取ったとする背任罪など7件の判決。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) マレーシア元首相、ナジブ被告に有罪 1MDB巨額資金流用事件