蒼井優、主演映画「スパイの妻」がベネチア国際映画祭コンペ部門に正式出品決定

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蒼井優、主演映画「スパイの妻」がベネチア国際映画祭コンペ部門に正式出品決定
映画「スパイの妻」に出演する蒼井優と高橋一生(C)2020 NHK, NEP, Incline, C&I【拡大】

 女優、蒼井優(34)の主演映画「スパイの妻」(10月16日公開)が、9月2日にイタリアで開幕する第77回ベネチア国際映画祭(同12日まで)のコンペティション部門に正式出品されることが28日、発表された。 1940年の神戸を舞台に、戦争に翻弄されながらも信念と愛を貫き通そうとする女性を描くラブサスペンス。メガホンを執った黒沢清監督(65)にとっては3度目の出品で初のコンペ部門選出となる。 2018年にヒロインを務めた「斬、」以来2年ぶりのコンペ出品で、主演女優賞を競う蒼井は「黒沢監督おめでとうございます。今回は残念ながら現地にうかがうことがかないませんが、会場の皆さまにお会いできなくても、想いは通じると信じています。誰かの明日へつながる1本になればと心から祈っております」とコメント。 主人公の夫役で、出演作が世界三大映画祭に出品されるのが初となる高橋一生(39)は「この時代にこの作品で、このキャストスタッフの下、黒沢組に参加できたことが夢のようですが、その上にまた、ベネチア国際映画祭に参加するといううれしい知らせをいただきました」と感激。最高賞の金獅子賞を目指す黒沢監督も「うれしい、と同時にたいへん緊張しています。1940年代の日本を生きた夫婦の姿が海外の人の目にどう映るのか、今は予想もつきません」と喜びのコメントを寄せた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 蒼井優、主演映画「スパイの妻」がベネチア国際映画祭コンペ部門に正式出品決定