東京都は30日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに367人報告されたと明らかにした。今月23日の366人を上回り、過去最多を更新した。300人台は2度目。累計の感染者数は1万2000人を超え、1万2228人となった。 7月の感染者数は計6003人となって累計のほぼ半数を占め、悪化傾向が鮮明となっている。今月1日と8日を除いて全て3桁の水準が続く。 都によると、新規感染者367人のうち、年代別では20代の147人と30代の89人で約64%を占めた。40代が53人おり、50~60代と合わせると96人に上った。70代以上は計24人だった。 検査結果から都への報告まで3日間程度を要するため、都が参考として公表している今月27日の検査件数は過去最多規模の5818件だった。 都は30日午後に有識者らを交えたモニタリング会議を開き、感染状況の警戒度を4段階の指標で最も高い「感染が拡大している」、医療体制は2番目に深刻な「強化が必要」を維持した。
東京都、過去最多367人が感染 悪化傾向鮮明
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東京都、過去最多367人が感染 悪化傾向鮮明
報道陣の取材に応じる東京都の小池百合子知事=30日午前、都庁【拡大】
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 東京都、過去最多367人が感染 悪化傾向鮮明