桂文枝、旭堂南陵さん追悼「感謝でいっぱい」

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桂文枝、旭堂南陵さん追悼「感謝でいっぱい」
桂文枝【拡大】

 関西を中心に活躍した講談師で元参院議員の旭堂南陵(きょくどう・なんりょう、本名西野康雄=にしの・やすお)さんが30日、膵臓がんのため兵庫県西宮市の自宅で死去した。70歳だった。 訃報を受けて落語家の桂文枝(77)が、追悼コメントを寄せた。 「つい10日前ほどに南陵師からお電話いただきました。例のべちゃっとしたあまったるい声で多分 私は寄席への出演依頼かなぁと思っていたら『実はガンで入院してまんねん。余命ひと月や』言われて。いきなりのことで冗談かと悪い冗談言うのやめとけやって思ったら。どうも本当のようで信じられませんでした。そのおそらく ひと月前くらいにもコロナのことで国に出演料の補填をしてもらおうとおもてまんねんみたいな話をしたばかりでしたから、にわかに信じがたく、でも、この時期見舞いにも行けず、それでも2度も病院の場所を言ったのを、たとえこの時期でも行けばよかったと悔やまれます。いろいろ世話になった人に電話してますねん。電話の向こうの声は元気だったのに個性的な人だったけど、博学で、利休のことを調べてる時もいろいろ教えてくれました。先代と当代の南陵師をみおくったことになります。コロナ禍が恨めしいです。最後に会えずに旅立つなんて、ありがとう。いろいろおしえてくれて感謝でいっぱいです。合掌」

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 桂文枝、旭堂南陵さん追悼「感謝でいっぱい」