月内の布マスク配布開始断念 野党会合で厚労省説明「ニーズを把握したい

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
月内の布マスク配布開始断念 野党会合で厚労省説明「ニーズを把握したい
 新型コロナウイルス感染拡大防止策で、政府が介護施設などに配布するとしていた布マスク約8000万枚について、厚生労働省は30日の野党合同会合で、今月中の配布開始を断念すると説明した。今後の配布時期は、施設側のニーズを踏まえて検討する方針を示した。 政府のマスク配布事業の関連費用は「アベノマスク」とやゆされた全世帯向け分と合わせ、500億円超に上り、無駄遣いとの批判が出ている。 厚労省担当者は同日の会合で、野党議員の追加配布予定の布マスクに関する質問に対し、「7月下旬の発送はさまざまな方向で再検討となった」と答えた。今後の配布時期は「まずは関連団体の意見を聴きニーズを把握したい」と強調。中止の可能性に関しては「さまざまな可能性を踏まえて大臣に図り結論を出す」と述べるにとどめた。 政府は3~9月に介護施設や妊婦向けなどに計約1億5000万枚の配布を予定。このうち約8000万枚を、これまでに届けた施設に重ねて今月末から配布するとしていた。 一方、全世帯向けは計約1億3000万枚で6月までに配布を終えている。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 月内の布マスク配布開始断念 野党会合で厚労省説明「ニーズを把握したい