講談師、旭堂南陵さんが死去 元参院議員

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講談師、旭堂南陵さんが死去 元参院議員
 関西を中心に活躍した講談師で元参院議員の旭堂南陵(きょくどう・なんりょう、本名西野康雄=にしの・やすお)さんが30日午前10時36分、膵臓がんのため兵庫県西宮市の自宅で死去した。70歳。堺市出身。葬儀・告別式は近親者らで行う。喪主は講談師の長男旭堂南也(きょくどう・なんや、本名西野晶雄=にしの・あきお)さん。後日、お別れの会を開く予定。 大学在学中から三代目旭堂南陵に師事し、1972年にデビュー。2006年に四代目南陵を襲名した。古典の魅力を現代の人に分かりやすく伝えることに尽力。 講談の歴史研究にも熱心に取り組み、11年に大阪芸大で博士号を取得。11年度の文化庁芸術祭賞大賞を受賞した。大阪講談協会会長。89年の参院選兵庫選挙区に旧社会党から出馬して当選し、1期務めた。 遺族によると、今年7月初めにがんが見つかった。23日に大阪市で開かれた公演には病床から電話で出演するなど、高座に対する情熱は最後まで尽きなかった。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 講談師、旭堂南陵さんが死去 元参院議員