マスク転売禁止、解除へ 布製8000万枚配布は中止

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マスク転売禁止、解除へ 布製8000万枚配布は中止
 厚生労働省は31日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う品薄を受けて実施していた国民生活安定緊急措置法に基づくマスクと消毒液の転売禁止規制を解除すると発表した。関係政令を改正し、8月にも実施する。また介護施設などに布マスク約8000万枚を一律配布するとしていた方針を転換し、希望する施設にのみ配布すると明らかにした。残りは国で備蓄する方針。 政府は品薄が解消する中で、介護施設などに布マスクの追加配布する方針を示したため、無駄遣いとの批判が出ていた。 加藤勝信厚労相は同日の閣議後記者会見で転売規制解除の理由を「供給量が大幅に増加し、市中で購入が可能な状況になった」と述べた。状況を注視し、高額転売が横行して購入困難な状況となれば規制再実施も検討するという。布マスク一律配布取りやめの理由にも需給の改善を上げた。 布マスクについては8月5日から当分の間、厚労省のホームページに掲載した専用メールアドレスなどで配布希望を受け付ける。対象は介護施設や障害者施設、児童施設など約50万施設の利用者と職員らで、1人4枚を目安とし、申し出から配布までは3週間程度を想定している。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) マスク転売禁止、解除へ 布製8000万枚配布は中止