小池都知事「緊急事態宣言も検討せざるを得ない」7月の感染者数、累計の半数超に

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小池都知事「緊急事態宣言も検討せざるを得ない」7月の感染者数、累計の半数超に
記者会見する東京都の小池百合子知事=31日午後、都庁【拡大】

 東京都は31日、新たに報告された新型コロナウイルスの感染者は463人と発表した。30日の367人に続いて過去最多となり、一気に96人の大幅増で更新した。小池百合子知事は今後の推移次第で「都独自の緊急事態宣言を出すことも検討せざるを得ない」としている。 都によると、重症者は30日の22人から16人に減少。7月の感染者数は計6466人に上って累計1万2691人の半数を超え、1日当たりの感染者も208人に上った。死者は新たに2人確認され、累計で332人となった。 新規感染者463人のうち、20代が212人、30代が120人で合わせて7割以上を占めた。40代は57人、50代は25人、60代も27人に上っており、重症化するリスクが高い高齢者層にも広がりが見られる。 既に判明していた感染者との関連があった濃厚接触者は174人で、経路が不明なのは6割超の289人に上った。 入院者数は前日より43人増えて1197人だが、入院や療養の調整中は858人となっている。検査結果から都への報告まで3日間程度を要するため、都が参考として公表している今月28日の検査数は5665件。 7月は都内の感染者数がほぼ3桁で推移し、200~300人台の日が目立った。都は感染状況の警戒度を4段階の指標で最も高い「感染が拡大している」とし、医療体制は2番目に深刻な「強化が必要」と位置付けている。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 小池都知事「緊急事態宣言も検討せざるを得ない」7月の感染者数、累計の半数超に