西村氏「お盆帰省慎重に」 高齢者の新型コロナ感染懸念、週内に分科会

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西村氏「お盆帰省慎重に」 高齢者の新型コロナ感染懸念、週内に分科会
記者会見する西村経済再生相=2日午後、内閣府【拡大】

 西村康稔経済再生担当相は2日の記者会見で、今月のお盆の帰省に関し、実家の祖父母ら高齢者に新型コロナウイルスの感染が広がる恐れがあるとして「慎重に考えないといけないのではないか」と述べた。国内で2日、新たに確認された感染者は1331人と5日連続で1000人超えとなり、都道府県境をまたぐ移動への警戒感が強まっている。政府は週内にも新型コロナ感染症対策分科会を開き、注意喚起の在り方などを議論する方針だ。 東京都は2日、感染者が新たに292人報告されたと公表。過去最多を3日連続で更新した1日の472人を下回ったが、高水準で推移している。全国でも愛知県、大阪府、福岡県といった大都市圏に加え、沖縄県などで拡大が目立つ。 政府は現時点では、都道府県境をまたぐ移動を一律に自粛することは求めていない。ただ、西村氏は実家への帰省の場合、重症化リスクが高い高齢者との接触が増えるケースが多くなると懸念を表明。分科会で専門家の意見を聴いて注意を呼び掛ける考えを示した。 西村氏は全国的な再流行の抑止に向けては、感染対策が不十分な事業者への休業要請など「めりはりをつけた対応を知事の判断でやっていただくことが大事だ」との見解を示した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 西村氏「お盆帰省慎重に」 高齢者の新型コロナ感染懸念、週内に分科会