カプコン、巣ごもり需要で最高益 4~6月期、「バイオ」も好調

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カプコン、巣ごもり需要で最高益 4~6月期、「バイオ」も好調
 カプコンが3日発表した2020年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比32・2%増の237億円、純利益が44・2%増の78億円で、いずれも4~6月期として過去最高を記録した。コロナ禍で在宅時間が増えたことに伴い「巣ごもり需要」が高まった。4月に発売した人気ゲーム「バイオハザード3」のリメーク版がよく売れた。 次世代ゲーム機向けにバイオの新作を21年に発売すると6月に発表したことも消費者の関心を集め、販売増につながった。バイオはシリーズの累計販売本数が世界で1億本を超えた。 利幅の大きい過去作品のダウンロード販売も好調で業績を押し上げた。4~6月のゲームソフトの総販売本数は、(修正前:前年同期の2・15倍に当たる約992万本だった。)前年同期の約2・1倍に当たる約920万本だった。 野村謙吉最高財務責任者(CFO)はオンライン記者会見で「過去の作品の販売が昨年から非常に拡大しており、200タイトル以上が全世界で売れている」と述べた。 売上高を4・2%増の850億円、純利益を12・9%増の180億円とする21年3月期の連結業績予想は据え置いた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) カプコン、巣ごもり需要で最高益 4~6月期、「バイオ」も好調