清原果耶、初主演映画完成に「放心状態」共演の桃井かおりも大絶賛

初主演映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」の完成披露試写会に出席した清原果耶＝東京・新宿【拡大】

　女優、清原果耶（１８）が３日、東京・新宿バルト９で行われた初主演映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」（藤井道人監督）の完成披露試写会に出席した。　同名小説を原作に、清原演じる１４才の少女・つばめ、桃井かおり（６９）扮する謎の老婆・星ばあの交流を描く。清原は映画主題歌「今とあの頃の僕ら」（９月２日発売）を自ら歌い、ＣＤデビューも果たす。　清原は歌に演技に両輪の活躍で映画が完成し、「放心状態。初主演作という言葉やエンドロールで自分の歌が流れているのが客観視できず、終わったという安心感にも似た喪失感が大きい」と率直に告白。初共演となった大先輩の桃井に、「前を向かなきゃと奮い立たせてもらった。現場でご一緒して必死に後をついていきたくなる印象でした」と感謝した。　桃井は在住する米ロサンゼルスからのリモートで登場し、「こっちは夜中の二時くらい。けなげでしょ、桃井」と桃井節であいさつ。清原については「ものすごい孤独な女優さんという印象。本気で映画が見えているし、自分が何をやるか本気で見えているし、絶対に邪魔しちゃいけないという気分になった。彼女の表現しているものが見えなくて私がついていった」と最高の賛辞。清原は照れて「何と答えたらいいか、わからないです」と恐縮していた。