東京都、朝鮮人追悼式を許可へ 批判受け調整

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東京都、朝鮮人追悼式を許可へ 批判受け調整
 東京都が関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式を主催する団体に対し、会場となる都立公園の使用を今年に限って許可せず、批判を受けていた問題で、都は3日、例年通り許可を出す方向で調整していることを明らかにした。主催団体は「さまざまな抗議の声が上がった成果だ」と評価。新型コロナウイルス対策として規模を縮小した上で、予定通り9月1日に実施する予定だ。 日朝協会東京都連合会などの実行委員会は、虐殺された朝鮮人の追悼式を都立横網町公園で毎年実施。2017年からは保守系団体が公園内のすぐ近くで別の行事を開くようになり、実行委は「虚偽の主張とヘイトスピーチで追悼式が妨害されている」と訴えていた。 これに対し、都はトラブルが起きていると判断。双方の団体に「公園管理上支障となる行為は行わない」とする誓約書を書かなければ今年は使用申請を受理しないと要求した。実行委が反発し、知識人100人以上が連名で誓約書撤回と使用許可を求める声明を出したほか、3万人の署名も集まった。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 東京都、朝鮮人追悼式を許可へ 批判受け調整