トランプ氏、「TikTok」米事業買収不成立なら禁止

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トランプ氏、「TikTok」米事業買収不成立なら禁止
 トランプ米大統領は3日、中国企業が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に関し、米マイクロソフト(MS)などによる米国事業買収が成立しなければ、9月15日に国内での事業を禁止すると表明した。ホワイトハウスで記者団に語った。 トランプ氏は7月31日、米国内での事業を禁じると表明し、米企業による買収も支持しない方針を示していたが、交渉容認に転じた。明確に期限を区切り、強硬策をちらつかせて米国にとって有利な買収内容にする狙いとみられる。 トランプ氏は「MSであろうが別の企業だろうが、大きくて安全な米企業が買収するなら構わない」と述べた。同時に「われわれが交渉を可能にした」と強調し、米政府も買収に絡んで相当な額の見返りを受けるべきだとの見解を披露した。具体的な金額や法的根拠には言及しなかった。 ティックトックは中国のIT企業「北京字節跳動科技(バイトダンス)」が運営している。情報窃取など安全保障上の懸念を理由に米国での事業を「禁止する」と述べていたトランプ氏は、MSのナデラ最高経営責任者(CEO)と会談。今月2日にMSが買収交渉継続を発表していた。 ただ、政権内では買収しても中国政府とのつながりを断ち切れないとして慎重論が根強い。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) トランプ氏、「TikTok」米事業買収不成立なら禁止