北海道と札幌市は4日夜、新型コロナウイルスの集団感染が確認された繁華街・ススキノで、接待を伴う飲食店の個別訪問を報道陣に公開した。8月中にも約500店全てに消毒や換気などを求める予定。キャバクラの従業員らで感染が相次いでおり「どぶ板」(鈴木直道知事)で対策を徹底する。道担当者は「全店訪問は全国的に聞いたことがない」と話す。 道は個別訪問とは別に、店側に感染防止策について自己申告してもらい、それに基づいて対策実施を示すステッカーを配布したり、希望した場合は店舗名を公表したりする。 道と市はススキノに臨時のPCRセンターを設置したほか「出前型」検査も導入するなど、対策を強化している。 道と市の職員は訪問先のスナックでオーナーの木村ゆかりさんに感染対策について説明。「夏休みは人の移動が増える。改めて感染対策をお願いしたい」と話し、マニュアルなどを手渡した。木村さんは「これまで以上にお客さんの安全を確保する必要がある。消毒などを徹底したい」と語った。
ススキノで500店個別訪問 「どぶ板」で感染対策徹底
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ススキノで500店個別訪問 「どぶ板」で感染対策徹底
札幌市の繁華街・ススキノで、接待を伴う飲食店を個別訪問する北海道と同市の担当者=4日夕【拡大】
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ススキノで500店個別訪問 「どぶ板」で感染対策徹底