尾上松緑、中止になった歌舞伎座「八月花形歌舞伎」の第３部についてコメント

　歌舞伎俳優、尾上松緑（４５）が５日、イープラス「Ｓｔｒｅａｍｉｎｇ＋」のオンライントーク「紀尾井町家話」に出演。この日、東京・銀座の歌舞伎座「八月花形歌舞伎」の第３部「吉野山」で舞台関係者１人が微熱の症状が出たため中止になったことについてコメントを寄せた。　以下全文。　松竹も第３部の責任を持っている澤瀉屋（市川猿之助の屋号）も、この時点で手を打って閉めるっていうのは対応が早かったよね。ニュースを見ていても歌舞伎座の対策はかなり厳重で神経質だと思う。今、これ見て心配しているお客さんもいると思うけれども、あくまでも大事をとっての休演。話を聞くと、奥さんや家族も行き来できないくらい楽屋と客席を絶たれているということ。家族でさえも楽屋に行ったり来たりしないように分断されているので、僕の私見ですけれども、今のところお客さんは安心してくださっていて大丈夫だと思います。　とにかく、これ以上大ごとにならないことを今月、僕は出ていないけれども歌舞伎役者の一員としては願っています。