飯島七段、藤井棋聖の18歳ポーカーフェースに脱帽 3度のミスも木村王位に気付かせず/将棋

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飯島七段、藤井棋聖の18歳ポーカーフェースに脱帽 3度のミスも木村王位に気付かせず/将棋
立会人の淡路仁茂九段(右端)が封じ手を開封。第3局が再開した=5日午前、神戸市 (日本将棋連盟提供)【拡大】

 最年少タイトルホルダーの藤井聡太棋聖(18)が、149手で木村一基王位(47)に勝利。3連勝で王位奪取にあと1勝とし、最年少2冠に王手をかけた。ベテランの強豪棋士、飯島栄治七段(40)は、藤井棋聖が終盤で「3連続でミスを犯した」と指摘。それを木村王位に気付かせなかった18歳のポーカーフェースに脱帽した。 第3局の終盤は、まるで乱気流の様相を呈したが、藤井棋聖は表情を変えず、見事に難局を乗り切った。 終盤、藤井棋聖は勝勢を強めていたが、ミスが出た。117手目の▲4二桂成。ここで▲2二銀と指していれば、相手玉を追い込めていたはずだった。さらに119手目の▲2二銀も甘い寄せ。そして、次の▲2一銀打。追い詰めていた木村王位の玉を上部へ逃がすことになった。致命的となる可能性もあった。 終局後、藤井棋聖も「負けにしてしまったと思った」と振り返っていたが、ここで勝負は分からなくなった。疲れや気の緩みがあったのか、史上最年少のタイトルホルダーが3連続でミスを繰り返したのは、プロ入り後で初めてではないか。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 飯島七段、藤井棋聖の18歳ポーカーフェースに脱帽 3度のミスも木村王位に気付かせず/将棋