田村淳が遺書動画サービスについて発表「心残りをなくしたい。ロンドンブーツを増やしたい」

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
田村淳が遺書動画サービスについて発表「心残りをなくしたい。ロンドンブーツを増やしたい」
 お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(46)が6日、自身がCEOを務めるitakoto(札幌市中央区)の遺書動画サービス「ITAKOTO(イタコト)」について、オンラインで発表した。 慶大大学院メディアデザイン研究科で人の死について学ぶ淳は「数年前から考えていた遺書動画サービス。より多くの人にこのサービスを知ってほしい」と話し、「死っていうのは日本の中でタブー視される。みんな、必ず死ぬわけで、いずれ自分の身に起こること。もっと気軽に死について話す、死んだ後のことについて話すっていうようなことが、このサービスを通じてできたらいいなと思う」と語った。 田村亮(48)を起用した約10分間のPR動画を再生し、「『この世から、心残りをなくしたい。』というのが(イタコトの)ビジョンでテーマ。このサービスで心残りっていうのが、この世界から少しでも減らせるのでは」と説明。 さらに、お互いまだ遺書動画を見ていないと話し、「遺書動画に向き合う過程で『オレ、亮さんのこと、こんな風に思ってんだな』とか、自分に気づきがあり、送るということも大切な作業だが、僕は自分にどうやって向き合えるかっていうところをこのサービスでみんなに気づいてほしい」と述べた。 芸能界を含め日々、報じられる自殺のニュースに関しては「どんなに辛くても、大切な人のために生き続けるっていうことがどれだけ尊いか。自ら命を絶つ行為をする前に何か救える手立てはないか、イタコトというサービスで、新たな考え方が生まれて、死を思いとどまるところに使ってほしい。遺書は死ぬために書くんじゃなくて、生きるために書くっていうことを、このサービスで概念を変えたい。悩んでいる人にもぜひ、使ってほしい」と力説。 また、ロンドンブーツ1号2号として心残りを聞かれた淳は「ちょうど1年前に田村亮が謹慎生活に入った。吉本興業に戻らないという判断を亮がして。また、吉本興業に戻ってきて、ロンドンブーツの活動がしたいという思いが1点。ロンドンブーツを増やしたい思い、3号、4号…いろんな人がロンドンブーツを名乗れることができれば面白そう」とコメントした。 イタコトは、イタコの死者の言葉を伝える意味合いと、あなたがこの世にいたことを証明する造語で、スマートフォン向けアプリ(iOS)を使って動画を撮影し、ガイダンスに従ってアップロードすると、指定した大切な人にURL付きのメールが送られ遺書動画を見ることができる。 URL付きの動画を1通までメールで送ることができる無料プランのほか、動画の再生時間、画質、遺書数で料金が異なる有料プランの2通りあり、有料プランは月額120円から。動画の中身はノーチェックの方針という。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 田村淳が遺書動画サービスについて発表「心残りをなくしたい。ロンドンブーツを増やしたい」