新選組屯所隣のマンション開発に反対 周辺住民「景観損なう」

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新選組屯所隣のマンション開発に反対 周辺住民「景観損なう」
 幕末に新選組の屯所だった旧前川邸(京都市中京区)の隣接地で計画されているマンション開発により景観が損なわれるとして、周辺住民ら約500人が7日、市に開発許可の取り消しを求めて審査請求し、執行停止を申し立てた。 新選組が拠点とした旧前川邸は、幹部の山南敬助が切腹するなど歴史的な舞台になった。計画されているマンションは7階建てで、住民側の弁護団は、開発に必要な道路の幅員を満たしておらず違法と主張している。 計画中止を求めて、周辺住民や新選組のファンら約4200人分の京都市長宛ての署名も提出。旧前川邸に住む田野一十士さん(65)は記者会見し、開発により建造物に被害が及ぶ可能性があるとして「壊れてしまうと、修復しても歴史的な価値はなくなってしまう。なんとか計画を変更してもらいたい」と訴えた。市は「開発審査会で判断する」としている。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 新選組屯所隣のマンション開発に反対 周辺住民「景観損なう」