療養中の感染者、宿泊施設から無断帰宅 吉村知事「趣旨理解を」

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療養中の感染者、宿泊施設から無断帰宅 吉村知事「趣旨理解を」
 大阪府は8日、新型コロナウイルスに感染し大阪市住之江区の宿泊施設「大阪アカデミア」で療養中の30代男性が7日未明に無断外出し、府内の自宅に戻っていたと発表した。保健所の判断で、男性はそのまま自宅療養に切り替えた。男性は「宿泊部屋の衛生面が良くなかったので帰宅した。ご迷惑を掛けて申し訳ない」と話したという。 この施設では3日にも男性が無断外出し、近くの商店で食品を買っていたことから、府は警備体制を強化する方針を決めていた。吉村洋文知事は「外に出て人にうつさないことと、本人の健康管理という趣旨をご理解いただきたい。きついのは分かるが、宿泊のルールを守ってほしい」と府庁で記者団に話した。 府によると男性は6日夕に入所。7日午前から看護師が健康観察のため繰り返し携帯電話を鳴らすなどしたが応答せず、夜になって家族と連絡が取れ、自宅に戻って寝ていたことが判明した。 施設の監視カメラには、7日午前3時ごろに非常階段経由で立ち去る人が写っていた。男性はマスクを着けており、帰宅に使ったタクシーの運転手は濃厚接触者に当たらないと判断された。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 療養中の感染者、宿泊施設から無断帰宅 吉村知事「趣旨理解を」