NHK音楽特番「ライブ・エール~-」で“新しい紅白様式” 21組が生出演、3密避けパフォーマンス

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NHK音楽特番「ライブ・エール~-」で“新しい紅白様式” 21組が生出演、3密避けパフォーマンス
 NHKの音楽特番「ライブ・エール~今こそ音楽でエールを~」が8日、東京・渋谷のNHKホールから生放送された。「ウィズコロナの時代の夏の紅白」と銘打たれた同番組では、出演アーティストがステージだけでなく、無観客の客席も使用するなど3密を回避しながらパフォーマンス。今年の開催は発表されていないが、“新しい紅白様式”としてモデルケースになりそうだ。 紅白のモデルケースが“公開”された。 冒頭、司会を務めるウッチャンナンチャンの内村光良(56)は「今年の夏はいつもと違います。人と人との距離をとって生活しなくちゃいけない。心の距離も離れるような気もします。そんな距離を歌で少しでも縮めていけたら」とあいさつ。コロナ禍の現状に思いをはせた。 「ライブ・エール」は新型コロナウイルスと向き合い、頑張る人々を応援する同局の「みんなでエール」プロジェクトの一環。この日は企画に賛同したさだまさし(68)、松任谷由実(66)ら21組の大物アーティストが生出演した。 夏の紅白は、3密回避など感染防止対策を徹底して実施。1曲目は故坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」を歌手たちがカバーし、口元を覆った衣装のMISIA(42)やJUJUら出演者たちがステージだけでなく、キラキラに電飾された無観客の客席や通路もセットに見立て、ソーシャルディスタンスを保って熱唱した。 その後もホール全体を広く活用したほか、リモート出演を駆使するなど2時間半の特番を生放送。マスクをしたスタッフやカメラマンの姿も映った。今年の紅白の開催についてはまだ発表されていないが、決まれば今回のスタイルを踏襲することになりそうだ。 ステージでは、内村が男女3人組バンド、いきものがかりとコラボして「YELL」のピアノ演奏に挑戦したほか、ユーミンが出演者たちと「やさしさに包まれたなら」を披露するなど21組がそれぞれ視聴者にエールを送った。 歌手たちの心にしみる熱唱に思わず感涙する場面も見せた内村は「歌を聴くと笑顔になりますよね。笑顔と優しさがあれば、離れていても私たちはつながることができる」と力を込めた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) NHK音楽特番「ライブ・エール~-」で“新しい紅白様式” 21組が生出演、3密避けパフォーマンス