天理大ラグビー部でクラスター発生　奈良、最多の２４人

　奈良県と奈良市は１６日、男女２４人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の１日当たりの感染確認者数としては、今月１日の１９人を上回り過去最多。２４人のうち１９人は天理大ラグビー部の部員で、県はクラスター（感染者集団）が発生したとみている。県内の感染確認は３８３人となった。　県によると、天理大ラグビー部では１２日に部員１人の感染が判明。濃厚接触者の検査の結果、新たに１９人の感染が確認された。いずれも軽症か無症状。県は部員全員の検査を進めている。　同部では全部員の１６８人が寮に住んでおり、タックルなどを伴う試合形式の練習をしていた。県は寮生活や練習の間に感染が広がったとみている。