峰竜太、渡哲也さんは「良い道しるべをつけてくれた人」亡くなる１カ月前に電話

　俳優、峰竜太（６８）が１６日、ＴＢＳ系「アッコにおまかせ！」（日曜前１１・４５）で、１０日に肺炎のため死去した俳優、渡哲也さん（享年７８）を追悼した。　石原プロモーション出身の峰は「こんな形で渡さんの死を皆さんに報告というのはあれなんですけど…」と神妙な面持ち。２５年所属した石原プロでは「西部警察」や「大都会」などに出演していたが、バラエティーの仕事が増えていったことを振り返って「石原軍団というより、バラエティーの仕事が多くなってきたので渡さんに相談したんです」。渡さんに退所する意思を告げた際、「『おお、お前絶対出たほうがいいから、頑張れ』って言われたんですよ」と背中を押されたことを明かした。　石原プロの解散が公表され、１カ月前に渡さんに２０年ぶりに電話をしたという。「本当におつかれさまです」と伝えたという峰は「声が出ない感じだったんですけど、『竜太、石原プロをやめてよかったな。たいしたもんだよ。よかった』と」とやりとりを告白。「話している間に胸が詰まってきて、『渡さん、今度ぜひ会ってくださいよ』と言ったら、『会うよ』と。ちょうど１カ月前に笑って電話を切ったんですよね」と寂しがった。　渡さんについて、「人間としてこう生きなきゃいけない人。誰に会っても男でも女でも、ほれるという人です。そのまんまの人です。良い悪いをはっきりしていて、誠実で腰が低い人です。いい道しるべをつけてくれた人です」と人柄を紹介しながらしのんだ。