中村吉右衛門、書き下ろし一人舞台「須磨浦」を29日から配信

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中村吉右衛門、書き下ろし一人舞台「須磨浦」を29日から配信
中村吉右衛門(C)鍋島徳恭【拡大】

 歌舞伎俳優で人間国宝の二代目中村吉右衛門(76)がイープラス「Streaming+」で特別公演「須磨浦」(税込み3500円)を29日午前11時から配信することが16日、分かった。 松貫四(まつかんし)の名で歌舞伎作品を執筆している吉右衛門は、戦災や天災、新型コロナウイルス禍などで亡くなった人への思いを忘れぬため、親子の悲劇を描く「一谷嫩軍記」に重ね、一人舞台の新作を書き下ろし。東京・銀座の観世能楽堂で親交の深い写真家、鍋島徳恭氏が監督を務め、撮影する。 製作の松竹からの申し出を快諾し、無観客での撮影に挑む吉右衛門は、「災難、災害など歴史上繰り返してきたことを皆さん乗り越えて今の人類の幸せがあるのではないか、そのようなことを芝居に重ねてごらんいただけたら」と力を込めた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 中村吉右衛門、書き下ろし一人舞台「須磨浦」を29日から配信