韓国政府、「サラン第一教会」の代表を告発 大規模集会で新型コロナ感染拡大

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韓国政府、「サラン第一教会」の代表を告発 大規模集会で新型コロナ感染拡大
新型コロナの集団感染が起きたソウルの宗教団体「サラン第一教会」周辺を消毒する当局者=16日(聯合=共同)【拡大】

 韓国の首都圏で新型コロナウイルスの感染者が急増している。保守系の政治活動家が代表を務めるソウルの宗教団体「サラン第一教会」で最近起きた集団感染から拡散した。教会は防疫措置に十分に応じず、15日には感染の疑いが持たれている中で大規模集会への参加を強行。韓国政府は17日までに代表を警察に告発した。 韓国政府は17日、1日当たりの新規感染者数が197人に上ったと明らかにした。14日の発表以降は連日100人を超え、再流行の危機にある。問題となった教会の関係者からは、これまでに計300人以上の感染者が出ている。 教会のチョン・グァンフン代表は信徒を積極的に保守系の政治集会に動員させることで知られる。 聯合ニュースによると、チョン氏は17日、新型コロナに感染していることが確認された。 政権与党ではチョン氏を厳罰に処すべきだとの声が高まっており、文大統領も16日に「国家防疫システムへの明確な挑戦だ」と非難する談話をフェイスブックに投稿。韓国政府は、投稿の数時間後に感染病予防法違反の罪でチョン氏を警察に告発した。(共同)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 韓国政府、「サラン第一教会」の代表を告発 大規模集会で新型コロナ感染拡大