安倍首相が私邸で静養へ　１７日の日帰り検診受け

　安倍晋三首相は１８日、３日間の夏季休暇の最終日を迎えた。１７日は東京都内の病院で日帰り検診を受けた。１８日は東京・富ケ谷の私邸で過ごし、静養する予定。政府、与党内では、新型コロナウイルス対応で連続勤務が続いた首相の健康状態を不安視する声がくすぶる。官邸は検診結果を説明していない。　首相は１６日から公務を入れておらず、１８日までを「短い夏休み」（周辺）としている。１９日には、官邸で新型コロナの感染状況などを巡り報告を受ける方向だ。　首相は１７日、都内の病院に約７時間半滞在。官邸関係者は、日帰り検診に関し「休み明けの体調管理に万全を期すためだ」と語った。病院関係者は、６月１３日に首相が受診した人間ドックの「追加検査」だとした。