札幌アパマン爆発事故で元店長に有罪判決 札幌地裁「予見できた」

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札幌アパマン爆発事故で元店長に有罪判決 札幌地裁「予見できた」
 2018年に札幌市豊平区の不動産仲介店「アパマンショップ平岸駅前店」で、大量のスプレー缶を噴霧し、爆発事故を起こしたとして、重過失激発物破裂と重過失傷害の罪に問われた同店の元店長辻本貴浩被告(35)に、札幌地裁(石田寿一裁判長)は18日、禁錮3年、執行猶予4年(求刑禁錮3年6月)の判決を言い渡した。 石田裁判長は判決理由で「引火の可能性が高いと認識しつつ、自ら部下に指示し、狭い店内で規定を大幅に上回る数のスプレー缶を噴霧した」と指摘。爆発の危険は予見でき、注意義務を怠った過失は重大とした。 判決によると、辻本被告は18年12月16日、当時店長を務め、サービスを実施せず抱えた大量の消臭スプレーの在庫を廃棄するため、約80~90本を噴霧。その後、手を洗おうと湯沸かし器をつけた際、ガスに引火し爆発した。近隣のビルなど8棟を損壊し、計44人にけがを負わせた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 札幌アパマン爆発事故で元店長に有罪判決 札幌地裁「予見できた」