安倍首相、短い夏休み終了 帰省、別荘、ゴルフ見送り

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安倍首相、短い夏休み終了 帰省、別荘、ゴルフ見送り
 安倍晋三首相は18日、短い夏休みを終えた。恒例となっていた山梨県・河口湖の別荘静養や地元山口県入りを、2012年12月の第2次内閣発足以降初めて見送り、趣味のゴルフも封印した。急務の新型コロナウイルス対策に取り組むためだ。17日の「日帰り検診」(首相官邸)により体調を懸念する声がある中、19日から執務を再開する。 「夏休みの計画がコロナで二転三転し、山口県や河口湖に行けなくなった。ゴルフを東京都内でできないかと探ったが、難しかった」。首相側近は「特別な夏」となった実情を説明した。首相に近い自民党の甘利明税制調査会長の助言に沿って「休みを延ばすべきだ」との意見もあったが、首相自身が断ったという。 通例は8月に山口県を訪れ、15日に全国戦没者追悼式に参列。その後、山梨県鳴沢村の別荘で静養してきた。ただ、第1次内閣の07年夏は参院選で惨敗した直後となり、別荘や地元入り、ゴルフは控えた。17年は北朝鮮による米領グアム周辺への弾道ミサイル発射予告を受け、別荘滞在を10日程度から4日に短縮しゴルフも見送った。 コロナ禍の今年は1月から6月にかけ約150日間連続で勤務。7月23、25、26日と8月16~18日の計6日間の休暇は都内の自宅で過ごした。小池百合子都知事による夏休みの帰省自粛要請も影響したとみられる。 官邸は17日の検診結果を説明しておらず、首相の体調の詳細は不明のままだ。官邸筋は「半年に一度行う人間ドックを夏休みに合わせ、前倒しした」としているが、与野党に体調不良説がくすぶる。首相は19日午後から官邸に入り、新型コロナの感染状況などを巡り報告を受ける見通しだ。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 安倍首相、短い夏休み終了 帰省、別荘、ゴルフ見送り