熱中症搬送急増、1万人超 前週の倍、10~16日

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熱中症搬送急増、1万人超 前週の倍、10~16日
 総務省消防庁が18日公表した速報値によると、熱中症で10~16日に全国で救急搬送されたのは1万2804人だった。全国的に厳しい暑さが続き、前週(3~9日)の6664人からほぼ倍増。1週間の搬送者数として今年最多となった。愛知、埼玉、静岡など19都道府県で計30人が、初診時に死亡が確認された。 日本列島は太平洋と大陸から張り出した高気圧の影響で気温が上昇し、35度以上の猛暑日となる観測点が相次いでいる。17日には浜松市中区で国内史上最高気温と並ぶ41・1度を観測。今後も気温の高い状態が続くと予想され、消防庁はこまめな水分補給や適切なエアコンの使用に加え、屋外で人との距離が離れている時はマスクを外すなど対策を呼び掛けている。 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症は510人、短期入院が必要な中等症は4922人だった。65歳以上の高齢者は7914人で全体の61・8%を占めた。 都道府県別の搬送者数は東京が1574人で最も多く、埼玉997人、神奈川920人と続いた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 熱中症搬送急増、1万人超 前週の倍、10~16日