藤井棋聖、小学生記者の“妙手”にタジタジ!?「予想外の質問で…」/将棋

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
藤井棋聖、小学生記者の“妙手”にタジタジ!?「予想外の質問で…」/将棋
小学生記者からの質問に笑顔で答える藤井聡太棋聖=福岡市中央区(撮影・中島高幸)【拡大】

 将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)が最年長タイトルホルダー、木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦七番勝負第4局が19、20日、福岡市の大濠公園能楽堂で行われる。両者は18日に福岡入りして対局会場での検分後、市内のホテルで会見。3連勝で史上最年少2冠&八段昇段にダブル王手をかけている藤井棋聖は自然体を強調したが、小学生記者には「予想外の質問で…」とタジタジだった。 第2局(7月13、14日)は苦しい展開から大逆転勝ちし、第3局(8月4、5日)も最終盤のミスをリカバリー。ピンチにも慌てず王位戦3連勝中の藤井棋聖が6歳年下に追い詰められた!? 「いい結果でこられているのかなと思う。今まで通り、気負わずに臨めればなと思っています」 福岡に来たのは3度目だが、能舞台上での対局は初めて。検分を終え、「厳かな雰囲気で身の引き締まる思いがしました」と静かに闘志をかきたてていた。 ところが、王位戦を主催する西日本新聞社の子供向けページ「こどもタイムズ」から派遣された小学生記者、6年の松浦千咲里さん(12)に「走るのが速いと聞きましたが、体力作りは?」と意表を突かれた質問を受けるとタジタジに。 「昔は短距離走は得意だったんですけど、長距離は全然ダメで…。対局の面では持久走の方を鍛えなければと思います」 将棋に絡めた回答で巧みにかわしたが、「一番速かったタイムは?」との追撃に思わず苦笑い。 「50メートル走が6秒8だったんですけれど、それ以降は体力が落ちているような気がします。長い体力づくりも課題かなと思います」と丁寧に答えた。 勝てば18歳1カ月での最年少2冠達成に加え、「タイトル2期」の規定を満たして、加藤一二三・九段(80)の18歳3カ月(1958年)の最年少記録を塗り替えて八段へ昇段するが、「全く意識することではないのかなと思っています。自然体で臨んでいければ」とノープレッシャーを強調。自分より6歳年下の“最年少記者”の追撃には「自分にとっても予想外の質問。驚きもあったんですけど、新鮮な気持ちになりました」と穏やかな笑顔を見せた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 藤井棋聖、小学生記者の“妙手”にタジタジ!?「予想外の質問で…」/将棋