片山善博氏、虹ステッカーに苦言「前後が本当に逆転していますよね」

　前鳥取県知事で早大大学院教授、片山善博氏（６９）が１９日、ＴＢＳ系「ひるおび！」（月～金曜前１０・２５）に生出演。東京都が新型コロナウイルス感染拡大対策として店舗や事業所に配布している「感染防止徹底宣言ステッカー」（通称虹ステッカー）に苦言を呈した。　片山氏は「もともと虹のマークを何のためにつけるのかっていうのが、私はきちっと整理できていなかったんだと思う」とバッサリ。小池百合子東京都知事（６８）の「東京中を虹のマークで埋め尽くしたい」という発言を紹介し「安全なお店をたくさん作るということではなくって、マークをいっぱい普及したい」という目的だったのではないかとし「ちゃんとやらないところもいっぱい出てくるのは当たり前」と語った。　ステッカーを掲示していた江戸川区のパブでクラスターが発生し、ステッカーの実効性を指摘されたため「慌てて泥縄式にチェックを始める」と対応が後手に回っていると言及。「最初からちゃんとチェックをして、チェックをちゃんとクリアしたところだけマークをあげるというやり方でやるべきだった。前後が本当に逆転していますよね」と話した。