「半沢」の次は妻夫木聡×東野ミステリー　１６年ぶり！ＴＢＳ日曜劇場に帰ってくる

１６年ぶりに日曜劇場に帰ってくる妻夫木。遺産相続争いと壮大な謎解きに巻き込まれる主人公を体現する【拡大】

　俳優、妻夫木聡（３９）が１０月スタートのＴＢＳ系「危険なビーナス」（日曜後９・０）で、１６年ぶりに日曜劇場枠の主演を務めることが１９日、分かった。作家、東野圭吾氏（６２）の同名傑作ミステリーが原作。巨額の遺産をめぐる謎に挑む主人公を演じる。同局の看板枠に帰ってきた実力派は「１６年前の自分に負けないように、自分自身ができることをこのドラマで体現していきたい」と腕をぶしている。　「半沢直樹」の次は妻夫木聡×東野圭吾だ！　スター俳優とベストセラー作家のタッグで、日曜夜のお茶の間に極上のミステリーを届ける。　「危険なビーナス」は数々のヒット作を生み出してきた東野氏の同名小説が原作。「弟の妻」を名乗る謎の美女から弟の失踪を聞かされた獣医・伯朗が、美女に翻弄されながら３０億円の遺産をめぐる謎に挑む物語だ。　東野氏の小説が日曜劇場でドラマ化されるのは２０１０年の「新参者」以来１０年ぶり。脚本は昨年１０月期の日曜劇場「グランメゾン東京」や映画「キングダム」などの人気作を手掛ける黒岩勉氏が担当する。魅力的な登場人物や緻密なトリックに加え、ラストの大逆転が見どころだ。　妻夫木がＴＢＳで主演を務めるのは０４年の「オレンジデイズ」以来１６年ぶり。日曜劇場も同作以来で「感慨深いですし、感情も高ぶっています」と武者震いし、「１６年前の自分に負けないように、今年４０歳となる自分自身のできることを、このドラマの中で体現していけたら」と気合を入れた。現在、同枠で放送中の「半沢直樹」は高視聴率をマークしており、豪華布陣で紡ぐミステリーも話題となりそうだ。　１０代の頃に「白夜行」を手に取って以来、東野作品に魅了されている妻夫木。１２年にフジテレビ系オムニバスドラマ「東野圭吾ミステリーズ」に出演したが、連ドラで主人公を演じるのは初めてだけに大感激で、「原作が持つ素晴らしさを表現しつつ、盛り上げていければ」と意気込む。
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