北朝鮮、2021年1月に党大会 正恩氏、経済不振認める

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
北朝鮮、2021年1月に党大会 正恩氏、経済不振認める
 北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、朝鮮労働党中央委員会総会が19日開かれ、来年1月に党大会を招集することを決めたと報じた。党大会は2016年5月以来、5年ぶりとなる。総会では金正恩党委員長が演説し、この間の経済不振を認め、党大会で新たな国家経済発展5カ年計画を提示すると表明した。 前回の党大会は36年ぶりに開催されたが、金氏は今後、党大会を定期的に招集する方針を示した。国連制裁や新型コロナウイルスによる国境封鎖の長期化で経済難が深まる中、内部結束を図るとともに、党中心の国家運営正常化を内外に誇示する狙いがうかがえる。 今年は前回の党大会で示された経済発展5カ年戦略の最終年に当たる。総会の決定書は「厳しい内外情勢が続き、予想外の挑戦が重なった」ことにより、経済成長目標を達成できなかったとし、人民生活も十分に向上できなかったと指摘した。 金氏は演説で、党の最高指導機関である党大会を定期的に開き「革命発展の指導路線と戦略戦術的対策を確定すべきだ」と述べた。朝鮮中央通信は、党大会招集は「歴史的な決定」と強調した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 北朝鮮、2021年1月に党大会 正恩氏、経済不振認める