藤井二冠の着物「お似合い」大絶賛 装道礼法きもの学院・山中副学院長/将棋

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藤井二冠の着物「お似合い」大絶賛 装道礼法きもの学院・山中副学院長/将棋
最年少で二冠を達成し、記者会見で花束を手に笑顔の藤井聡太新王位=20日午後、福岡市内のホテル【拡大】

 装道礼法きもの学院の山中緑副学院長(73)は、第4局の2日間で藤井二冠が着ていた着物を大絶賛した。 「博多は帯が有名ですが、最近は和服の紬(つむぎ)も有名で、場所を意識した可能性もあります。着こなしは難しいですが、お似合いでした」と印象を語った。 羽織は師匠の杉本八段から、新たに贈られたもの。山中先生は「若葉のような年齢に合った爽やかな色を選んだのでしょう。白にも、薄い緑の裏葉色にもみえますが、光の加減で色が変わる『夏大島』の羽織とお見受けいたしました。裏葉は平安時代からの伝統的な色です」と説明した。 裏葉には季節的な意味合いも込められているという。「秋の七草の『葛(くず)』の葉を示すといわれています。『立秋』(今月7日)が過ぎて、23日に暑さが和らぎ涼しさを感じられる二十四節気の『処暑』(しょしょ)。秋めいた色合いも演出しているのでは」と分析した。 羽織、長着、そして一番下に着るものを長じゅばんといい、男性は長じゅばんの色のコーディネートで独自のオシャレを楽しむという。藤井二冠は本局で19日に水色、この日は茶色と使い分け、清潔感をかもし出していた。 山中先生は「棋聖戦でタイトルを取り、貫禄がついてきましたね。着る回数をこなすことで、着物も板についてきました」と、18歳の若き棋士の着こなしの上達ぶりを高く評価していた。★サンスポ特別版「藤井棋聖誕生」24日発売

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 藤井二冠の着物「お似合い」大絶賛 装道礼法きもの学院・山中副学院長/将棋