【一問一答】藤井二冠「タイトル戦で海鮮丼は好手だと思った」

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【一問一答】藤井二冠「タイトル戦で海鮮丼は好手だと思った」
記者会見に臨む藤井二冠。花束を受け取ると笑顔をみせた=20日午後、福岡市中央区の西鉄グランドホテル【拡大】

 将棋 第61期王位戦第4局第2日(20日、福岡市・大濠公園能楽堂)将棋の最年少タイトルホルダーで高校生棋士、藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)を下し、一気の4連勝で王位を獲得。18歳1カ月で史上最年少の2冠と八段昇段を決めたが「実感がわかない。精進して良い将棋を見せられるようにしたい」と、はにかんだ。第4局では師匠の杉本昌隆八段(51)から贈られた爽やかな「裏葉(うらば)色」の羽織で臨み、ファンを魅了した。 --王位戦七番勝負はどうだった 「持ち時間8時間、2日制は初めて。一手一手、しっかりと考えて指すことができた」 --木村前王位の立ち居振る舞いをどう感じた 「勉強になることがあり、今後に生かしていきたい」 --今年の夏は 「2つのタイトル戦で番勝負に立つことができた。初めてのことが多く、盤上でも、盤外でも得難いものがあった」 --デビュー以降、高勝率だが、要因は 「新型コロナウイルスの影響で対局が2カ月近くない時期があり、将棋にじっくり取り組むことができた。その中で棋聖戦で渡辺(明三冠)先生、木村(前王位)先生と多く指すことができ、いい経験になった」 --最年少2冠、最年少八段昇段となった 「2冠は実感がわかない。そういう立場として精進し、良い将棋を見せられるようにしたい」 --八段昇段で、師匠の杉本八段に追いついた 「順位戦、竜王戦と同じクラスにいるので、お互いに高め合っていければ」 --師匠が「藤井が2冠になれば『藤井時代の到来』」と言っていた 「タイトル戦を戦って自分の課題が見えた部分がある。そういったところを改善して強くなっていかなければいけない」 --七番勝負で、対局以外で楽しめたことは 「愛知県豊橋市での第1局で昼食に食べた三河鮮魚の海鮮丼がおいしかった。タイトル戦で海鮮丼は好手だと思った」 --八段になり、新たな目標設定はあるか 「強くなることは変わらない目標と思っている。今回の七番勝負の経験を生かしていきたい」 --天才少年と言われてきた。少年と青年、どちらで呼ばれたいか 「考えたことがなかった。今年18歳になり、タイトルホルダーという立場になり、将棋界を代表する立場にいるという自覚はある」★サンスポ特別版「藤井棋聖誕生」24日発売

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【一問一答】藤井二冠「タイトル戦で海鮮丼は好手だと思った」