“推し活”をする人の心に寄り添うドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」/芸能ショナイ業務話

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“推し活”をする人の心に寄り添うドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」/芸能ショナイ業務話
8月27日放送の日本テレビ系「おじさんはカワイイものがお好き。」第3話の眞島秀和(右)と今井翼【拡大】

 13日にスタートした日本テレビ系「おじさんはカワイイものがお好き。」(木曜後11・59)が、話題を呼んでいる。 主人公は、俳優、眞島秀和(43)が演じる容姿端麗で仕事ができるイケオジ(イケてるおじさん)の小路。かわいいものが大好きという秘密があり、“推しキャラ”の「パグ太郎」を愛でる姿をコミカルに描く。 周囲への“オタばれ”を恐れながら“推し活”をする小路を、実力派の眞島が主人公の心の声を交えながらほほえましく表現。ツイッターではドラマの初回から「♯おじカワ」が2週連続でツイトレンド1位になった。 イケオジがキャラ好きというギャップ萌え要素も支持されている理由の1つだろうが、何らかの“推し活”をする人へのメッセージも感じさせる。劇中で小路は、心の声で、好きなものを打ち明けて周りから否定されたら怖いという感情を吐露。職場に趣味のものを持ち込んだ直属の部下が、自身のライバル社員からとがめられるシーンでは、好きなものは仕事のモチベーションにつながると強調していた。 新型コロナウイルスの影響で今年はリアルイベントの中止が相次ぎ、有名人などの何らかの“推し活”をする人は自分の“推し”を直接見たり、会えない日々が続いている。コロナ禍で制約がある生活を強いられる中、“推し”の存在の大きさを実感した人も多いのではないか。小路のように、自分の好きなものを恥ずかしくて堂々と言えない人もいるだろう。属性は関係ない。その人にとっての“推し活”を肯定してくれる作品だ。 小路とかわいいもの好きで意気投合する仕事相手の男性役はジャニーズ出身の今井翼(38)、小路の部下役は宝塚出身の愛加あゆ(32)が演じている。熱心に応援するファンが多い代表的エンターテインメントで育ったキャストがいるのもポイントだ。(R)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) “推し活”をする人の心に寄り添うドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」/芸能ショナイ業務話