安倍首相が辞意表明、次期首相任命まで責任果たす 持病悪化で職務継続困難

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安倍首相が辞意表明、次期首相任命まで責任果たす 持病悪化で職務継続困難
会見で辞任の意向を表明する安倍晋三首相=28日午後、首相官邸(撮影・春名中)【拡大】

 安倍晋三首相(65)は28日、官邸で記者会見し、辞任する意向を表明した。体調が悪化し、首相の職務を継続するのは困難と判断した。「安倍1強」を誇った政権は2012年12月の第2次内閣発足から約7年8カ月で幕を閉じる。自民党は速やかに総裁選を実施して新総裁を選出する。「ポスト安倍」候補には自民党の岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官らの名前が挙がっている。 首相は会見で、8月上旬に持病の潰瘍性大腸炎の再発が確認され、新しい投薬を始めたとした上で「継続的な処方が必要で予断は許さない」と説明。「病気と治療を抱え、体力が万全でない苦痛の中、大切な政治判断を誤る、結果を出せないことがあってはならない」と述べた。 新型コロナウイルス禍での辞任になったとして「国民の皆さまに心よりおわび申し上げる」と謝罪。臨時代理は置かず、後任が選ばれるまで執務に当たると強調した。次の衆院選への対応については「一議員として臨む」と述べ、政界引退は考えていないことを明らかにした。 首相は今月17日と24日、2週連続で受診。第1次内閣時の07年も潰瘍性大腸炎で退陣した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 安倍首相が辞意表明、次期首相任命まで責任果たす 持病悪化で職務継続困難