安倍首相の辞意表明にさまざまな声…ラサール石井「望んでいたことだが、全く喜びも感慨もない」

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安倍首相の辞意表明にさまざまな声…ラサール石井「望んでいたことだが、全く喜びも感慨もない」
会見で辞任の意向を表明する安倍晋三首相=28日午後、首相官邸(撮影・春名中)【拡大】

 安倍晋三首相(65)が28日、官邸で記者会見し、辞任する意向を表明した。8月上旬に持病の潰瘍性大腸炎の再発が確認され、「病気と治療を抱え、体力が万全でない苦痛の中、大切な政治判断を誤る、結果を出せないことがあってはならない」と述べた。「安倍1強」と評された政権は2012年12月の第2次内閣発足から約7年8カ月で幕を閉じる。 首相の突然の辞意表明に各界からも驚きの声があがった。 元厚生労働大臣で前東京都知事の舛添要一氏(71)はツイッターで「私は第一次安倍改造内閣の閣僚だったが、2007年9月の突然の首相辞任に驚いた」と書き出し、「その後、福田、麻生内閣にも厚労相として仕えたが、2009年夏の総選挙で民主党に政権交代。その2年間はねじれ国会で苦労した」と当時を回顧。「今回の首相辞任は、どういう政治の変化をもたらすのか。野党が余りに非力な点が、前回と違う」とつづった。この日の会見を受けて「経済など様々な分野で多くの成果を上げたことは率直に評価して良い」とした一方で、「光が差せば影もできる。たとえば、好景気の裏の格差拡大である。長期政権がもたらしたマイナス、また安倍一強と言われる状況が自民党内の活力を奪ったことなども冷静に見ていく必要がある」とも記した。 作家、百田尚樹氏(64)は「安倍総理が辞任か…。まずは『お疲れ様でした』と申し上げたいが、これで憲法改正の目は完全に消えたな」とツイート。注目が集まる「ポスト安倍」について「しばらくは麻生副総理が代行を務めることになるのだろうが、もし石破が総理になれば、日本は終わる。マジで終わる!」と私見を記しつつ、「ミステリー執筆するモチベーションがなくなるな…これから日本がどうなるかという時に、のんびりミステリーなんか書いてる気分になれない…」と複雑な心境も明かした。 故竹下登元首相を祖父に持つ歌手、DAIGO(42)はツイッターで「安倍首相、長い間本当にお疲れ様でした」とねぎらい、「祖父竹下登と、安倍晋太郎先生は仲が良く 祖父は安倍晋太郎先生を総理に出来なかった事を、ずっと悔やんでいた事を思い出します」と回顧。「お父様の分まで二度、総理大臣になられ、歴代最長の連続在籍日数。偉大な総理大臣でした。ありがとうございました」と感謝を記した。 日本トップリーグ連携機構会長の川淵三郎氏(83)はツイッターで「一日も早い回復を願っています」と気遣い。8月上旬から新しい投薬を始めたとしている首相に「新しい薬が功を奏して元気を取り戻した暁には再再登板も可能ですよね」と指摘し、「三年経ってもまだ68歳ですから。桂太郎内閣は第3次、伊藤博文内閣は第4次の歴史がありますよ!」と“再々登板”に期待した。 タレント、ラサール石井(64)は「望んでいたことだが、全く喜びも感慨もない。何とも言えぬ脱力感」とツイート。この日の会見については「ヌルく、まるで番記者と総理のお別れ会のよう。3年B組金八先生か」と揶揄。「まだまだ闇は続く。何も終わらぬ。何も変わらぬ。みんなで見続けるしかない」とつづった。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 安倍首相の辞意表明にさまざまな声…ラサール石井「望んでいたことだが、全く喜びも感慨もない」