【一問一答】安倍首相「一議員として活動を続けていきたい」

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【一問一答】安倍首相「一議員として活動を続けていきたい」
会見で辞任の意向を表明する安倍晋三首相=28日午後、首相官邸(撮影・春名中)【拡大】

 安倍晋三首相(65)が28日、官邸で記者会見し、辞任する意向を表明した。8月上旬に難病の潰瘍性大腸炎が再発し、「病気と治療を抱え、結果を出せないことがあってはならない」と決断した。自民党は9月15日にも総裁選を実施し、その後の臨時国会で新首相が決まる。石破茂元幹事長(63)、菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)が有力候補で、日本は新首相のもとで新型コロナウイルス禍の克服を目指し、来年7月の東京五輪に臨む。 --決断は 「24日に辞任の判断をした。自分一人で判断した」 --次期政権に望むこと。後継候補の岸田政調会長、石破元幹事長、菅官房長官らの評価は 「辞めていく私はあまり注文するべきではないと思う。まず何と言ってもウィズコロナ、ポストコロナの時代に向け、今ビジョンを示しているものを共有しながら成果を出してほしい。具体的な名前はあえて挙げないが、それぞれ有望な方々でありますし、私も一緒に働いたことのある方ばかりなので、政策を競い合う中で素晴らしい方が決まっていくだろうと期待している」 --今後の対応は 「体調を回復する中で一議員として活動を続けていきたい。次期衆院選は、有権者の皆さんも判断することだが、一議員として臨んでいきたい」 --残した課題は 「拉致問題をこの手で解決できなかったことは痛恨の極みだ。ロシアとの平和条約締結、憲法改正。志半ばで職を去ることは断腸の思いだ。拉致問題に関し、ありとあらゆる可能性にアプローチし、全力を尽くしてきたつもりだ。ただ結果が出ていない」 --憲法改正は 「残念ながら国民的な世論が十分に盛り上がらなかった。国会議員が議論しなければ国民的な議論は広がらない。一議員としてこれから頑張る」 --森友学園、加計学園、桜を見る会などについて 「(森友学園問題の公文書改ざんは)国会で長時間にわたって答弁した。十分かどうかは国民が判断することだ。説明ぶりは反省すべき点もあるかもしれないが、政権を私物化したことはない」

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【一問一答】安倍首相「一議員として活動を続けていきたい」