キムタク教官の鬼しごき再び！フジ系ＳＰドラマ『教場２』来春放送「全力で取り組む」

凄みを増した白髪＆義眼の鬼教官をミステリアスに熱演する木村。普段の姿とは一変した雰囲気で魅了する【拡大】

　俳優、木村拓哉（４７）が主演し、今年１月に放送されたフジテレビ開局６０周年スペシャルドラマ「教場」の第２弾「教場２」（仮題、来年新春放送）が制作されることが２９日、分かった。　今年はコロナ禍に負けず、６～７月放送のテレビ朝日系連続ドラマ「ＢＧ～身辺警護人～」に主演するなど大活躍中の木村。１９８８年の俳優デビューから３３年のキャリアを誇るが、木村主演の単発ドラマのシリーズ化は今作が初となる。　「教場」は人気ミステリー作家、長岡弘樹氏の同名小説シリーズが原作。木村は厳しい訓練で知られる警察学校で生徒を震え上がらせる教官、風間を熱演。白髪で義眼の人物に初挑戦し、冷徹なオーラを放つ圧巻の演技で新境地を開拓した。　放送終了後から「続編を見たい」という視聴者からのリクエストが多数寄せられ、続編の制作が決定。木村自身も「私生活で警官の方から『あ、キムタクだ！』じゃなくて、『あ、風間教官だ！』というような目で見ていただけたことがうれしかったですね」と手応えを感じていた。　来春オンエアの第２弾も前回同様、２夜連続放送。風間の本質について「愛情も真心も本気もすべて偏っていて、笑顔はないですが、すごく愛おしい人。（前回）演じたからこそよりそう思える」と理解を深めており、９月のクランクインへ「やると決まった以上は全力で取り組みます」とパワーアップを誓った。★生徒役も注目　前作の生徒役は工藤阿須加（２９）、大島優子（３１）、川口春奈（２５）、葵わかな（２２）、井之脇海（２４）、味方良介（２７）らが熱演。今作の生徒役は後日発表だが、前作のラストに新入生役で登場した伊藤健太郎（２３）、三浦貴大（３４）、上白石萌歌（２０）らの出演に注目が集まる。木村は生徒たちが訓練しているところに立ち会ったと明かし、「今回も彼らの輝きや集中力の力を借りることになる」と期待した。