【朝ドラのころ】「おはようさん」秋野暢子(5)“これからの2人”奇才・高畑充希ちゃん、天才・杉咲花ちゃん

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【朝ドラのころ】「おはようさん」秋野暢子(5)“これからの2人”奇才・高畑充希ちゃん、天才・杉咲花ちゃん
秋野暢子【拡大】

 料理店・森田屋の女将のまつさんを演じた2016年の朝ドラ「とと姉ちゃん」は戦前の話ですから、リハーサルでは浴衣で稽古をしました。 あるとき、嫁役の平岩紙ちゃんが私服だったので「着物で稽古しないの?」って聞いたら、「しないです」って答えで。「私もやめた」って、Tシャツにパンツの“若作り”な格好で稽古をするようになったんですけど、ヒロインの高畑充希ちゃんから「全然ばあちゃんに見えない。カッコいい服で来ないでください」って。「大丈夫、本番はばあちゃんになるようにするから」って笑っていました。 1998年の「やんちゃくれ」のとき同様、私が先輩にしていただいたように、若い人たちが芝居がやりやすい立場にならなきゃと思って、撮影に臨んでいました。 充希ちゃんは、不思議な女優さんですね。表情を作らないで、表現ができる。本人にも「これからの時代を引っ張っていく女優さんの1人だと思うから、今の芝居を大事にしてほしい」って言いました。歌もうまいし、多才な人ですよ。 そうそう、彼女は四天王寺学園中の後輩でもあるんです。歳は離れているので、学校の話にはならなかったけど(笑)。 印象に残っているのは、森田屋をたたんで田舎に引っ込む場面。家財道具もなくなったガランとしている森田屋で、充希ちゃんと(息子役の)ピエール瀧さんの前で、私が泣くわけですよ。大事にしていたのれんを下げなければいけない、と。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【朝ドラのころ】「おはようさん」秋野暢子(5)“これからの2人”奇才・高畑充希ちゃん、天才・杉咲花ちゃん