さようなら、としまえん 世界初の流れるプールに100年回転木馬…別れ惜しむ

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
さようなら、としまえん 世界初の流れるプールに100年回転木馬…別れ惜しむ
閉園の日を迎えた遊園地「としまえん」=31日午前10時36分、東京都練馬区(共同通信社ヘリから)【拡大】

 1926(大正15)年に営業を始めた東京都練馬区の遊園地「としまえん」が31日、閉園の日を迎え、別れを惜しむ家族連れやカップルでにぎわった。跡地の大半は東京都が買収して防災機能を備えた公園を整備する予定で、人気映画「ハリー・ポッター」のテーマパークを建設する計画も進んでいる。 正門前には早朝からマスク姿の親子らが大勢集まり、開門予定の午前9時を待たずにゲートが開くと、歓声を上げながら目当ての乗り物の前に列をなし、笑顔で記念撮影をした。 製造から100年を超えた回転木馬「カルーセルエルドラド」には長蛇の列。家族と一緒に乗った東京都中央区の自営業斎藤泉さん(47)は「絶対にこれだけは乗りたかったので感無量」と喜び、「高校時代に園内でアルバイトもしたし、初デートもここだった」と思い出をかみしめていた。 としまえんは西武鉄道の子会社が運営。世界初とされる流れるプールもあり、首都圏の家族連れに人気だった。31日夜には園内で「ファイナルセレモニー」が開かれる。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) さようなら、としまえん 世界初の流れるプールに100年回転木馬…別れ惜しむ