穂香×まりか　“ダブル松本”女優対決も評判の「竜の道」

　玉木宏主演で放送中の「竜の道　二つの顔の復讐者」（火曜後９・０、カンテレ・フジテレビ系）で、松本穂香（２３）と松本まりか（３５）の“ダブル松本”女優対決が評判を呼んでいる。　ドラマは、養父母を死に追いやった運送会社社長、霧島源平（遠藤憲一）への復讐を誓った双子の兄弟、竜一（玉木）と竜二（高橋一生）を描いたサスペンス作品で、穂香は兄弟の血の繋がらない妹の美佐、まりかは社長の娘、まゆみを演じている。　１日放送の第６話は、息子の晃（細田善彦）に社内クーデターを起こさせ、源平を社長の座から引きずり降ろそうとする兄弟の計画が佳境を迎える。そんななか、美佐とまゆみの関係にも変化が…。これまで美佐に対して敵意を見せてきたまゆみだったが、竜二と真剣に交際することを決めたことで美佐と心を通わせていく。　兄弟と社長を巡る復讐劇であるとともに、その裏で美佐とまゆみという復讐に翻弄される女性たちの物語でもあるのだ。　穂香は、変化するまゆみとの関係性について「まりかさんが演じられていることもあって、まゆみさんの言葉から寂しさや孤独をすごく感じたし、そこが美佐として難しいところ。まゆみさんがどんどん竜二君に心ひかれていく気持ちは分かるし、２人に幸せになってほしい。でも巻き込まないでほしいし、そんな複雑な気持ちを抱えながら美佐のなかでもまゆみさんの存在が大切になっていく。本当にいろいろな人の気持ちが交差し続けているドラマだと思う」と語る。　一番気になるキャラクターももちろん「まゆみさん」と答え、「思っていることと真逆のことを言ってしまうまゆみさんは人間的にもかわいい女性で、物語が進めば進むほどギャップに驚かされる」という。　美佐としては２人の兄から愛情を注がれる役どころだが、どちらの“竜”が魅力的か？　穂香は間髪入れず「竜二君」ときっぱり。「竜一さんは何を考えているか分からなそうだけど、竜二君はちゃんと伝えてくれそう。あと、やっぱり安定した仕事（国交省のエリート官僚）という点でも…」と笑いながら現実的な意見を述べていた。