ＢＴＳ、米ビルボードシングルチャート１位　アジアでは５７年ぶり快挙

メディア向け記念報告会「ＢＴＳ　’Ｄｙｎａｍｉｔｅ’　ＯＮＬＩＮＥ　ＧＬＯＢＡＬ　ＭＥＤＩＡ　ＤＡＹ」を生配信したＢＴＳ（Ｃ）Ｂｉｇ　Ｈｉｔ　Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ【拡大】

　新曲「Ｄｙｎａｍｉｔｅ」が米ビルボード総合シングルチャート・ＨＯＴ１００で初登場１位を獲得した韓国の男性７人組、ＢＴＳが２日、メディア向けの記念報告会「ＢＴＳ　’Ｄｙｎａｍｉｔｅ’　ＯＮＬＩＮＥ　ＧＬＯＢＡＬ　ＭＥＤＩＡ　ＤＡＹ」を生配信した。　韓国アーティストが同チャートで１位を獲得するのは初。アジア出身のアーティストとしては１９６３年の坂本九さん「上を向いて歩こう（ＳＵＫＩＹＡＫＩ）」以来、５７年ぶりの快挙だ。　今回の新曲はディスコポップの英語曲。ミュージックビデオ（ＭＶ）は公開後２４時間で１億１１０万再生を超え、ＹｏｕＴｕｂｅから「ＭＶ史上２４時間最多再生回数」の新記録として公認された。　メンバーのＪ－ＨＯＰＥ（２６）は「（ビルボードの総合シングルチャートで）１位になるとは想像もしていなかった。夢のようです。僕たちの原動力はファンの方の応援。僕たちチームの真心が世界に通用したと思います」と喜びを表現。リーダーのＲＭ（２５）はヒットの要因をコロナ禍の現状を踏まえ、「大きなメッセージということではなく、ただ楽しむだけで力になるのだと思いました」と分析した。　今後の目標について、ＳＵＧＡ（２７）は米音楽界最高の栄誉とされる「グラミー賞」で「ＢＴＳ単独の舞台を披露したい」と宣言。ＲＭも「グラミー賞のノミネート、受賞も目標」と続けた。　今年はコロナ禍で世界ツアーが中止となったが、現在は下半期にアルバムのリリースを目指して準備中。ＲＭは「屋外でお祭りのようなコンサートを開くのが夢」とファンとの再会を願いつつ「今はＢＴＳらしく、この状況でできることに集中したい」と決意していた。