稲垣吾郎、ＮＨＫのベートーベン番組でアンバサダー就任

　ＮＨＫは２日、ドイツの作曲家、ベートーベンの生誕２５０年を迎えた今年、その名曲や人生を題材にした番組を年末まで毎週のように放送し、そのアンバサダーとして元ＳＭＡＰの稲垣吾郎（４６）を起用したことを発表した。　稲垣は「アンバサダーという大役に、これこそ運命だと思います。舞台でベートーベンを演じるようになってから、その存在をより強く意識するようになりました」と感慨深そうにコメント。「僕はクラシックの音楽に特別詳しいわけではないのですが、僕なりの目線で、視聴者のみなさんに寄り添いながら、ベートーベンをわかりやすくひもといて深掘りしていき、少しでも魅力を伝え、より近くにベートーベンを感じていただけるようになるといいなと思っています」としている。　注目の番組は今月１８日のＥテレ「ベートーベン２５０開幕特番『今こそベートーベン！』」（後９・３０）からスタート。稲垣と作曲家、久石譲（６９）がベートーベンの素顔や魅力に迫る。　なお、稲垣は１２月１３日から来年１月７日まで、東京・ＴＢＳ赤坂ＡＣＴシアターで上演される舞台「Ｎｏ．９－不滅の旋律－」に主演。稲垣ふんするベートーベンが聴覚障害を乗り越えて交響曲第九番を生み出す半生が描かれる。