岸田氏、カープに「言いたいことはいっぱいある」逆転Ｖは諦めず

　自民党の岸田文雄政調会長（６３）が４日放送のフジテレビ系「バイキング」（月～金曜前１１・５５）に出演。プロ野球広島への思いと、今季の戦いぶりについて語った。　岸田氏は、同じく自民党総裁選への立候補を表明している石破茂元幹事長（６３）とともにリモート出演。同番組のＭＣを務めるタレント、坂上忍（５３）らから質問に答えるという形で派閥政治や新型コロナウイルスへの対応などについて自らの考えを述べた。　ひと通りのやり取りを終え、最後に坂上が岸田氏に「（同番組に出演している）アンガールズの田中が、なんで広島（カープ）は調子が出ないんだって言っているんですけど」と話を振る。広島県内の選挙区から衆議院議員に選出されている岸田氏が「はい、それはですね、私も…」と真面目に答える構えを見せると、スタジオは爆笑に包まれた。　岸田氏は「それについては私も言いたいことはいっぱいあるんですが。私もですね、それこそ昭和５０年、カープが初優勝したとき、後楽園球場に見に行ったくらい熱烈なファンですから、強い思いはあります」と鯉党ぶりをアピール。続けて「今シーズンについては、いろんな事情が絡んでいます。具体的に言うと差し障りがありますので控えたいと思いますが」と苦戦の要因があることを認めながらも、「まだ（シーズンは）半分ちょっと過ぎたぐらいです。ぜひ諦めずに、田中さんとともに一生懸命応援したいと」と呼びかけると、アンガールズ・田中卓志（４４）も「応援します、僕も！」とファイティングポーズで応えた。